NHK出版が「bookendソーシャルDRM」を使って語学講座CDの音声データダウンロードサービス開始
DRM(デジタル著作権管理)ソリューション国内最大手のアイドック株式会社(以下「アイドック」、東京都品川区 代表取締役 成井敦)が提供し200社以上の採用実績がある電子コンテンツのセキュアな配信ソリューション「bookend(ブックエンド)」の新サービス「bookendソーシャルDRM」が、株式会社NHK出版(以下「NHK出版」、東京都渋谷区 社長 小泉公二)が販売するNHK語学講座CDの音声をネットでダウンロードする新サービスに採用されました。ダウンロードするMP3データにはDRMをかけず購入者の利便性を確保したうえで、ダイナミックに購入者の情報を見えない透かしで埋め込んでダウンロードさせることにより、万が一ファイルが流出した場合に流出元の特定ができるようにして不正利用の抑止効果を高めています。
NHK語学講座の読者はこれまで書店で紙のテキストとともにCDの音声を購入し、CDプレーヤーで再生するか、携帯プレーヤーやスマホに移して利用していました。今回の新サービス「音声ダウンロードチケット」は書店で購入したチケット(引き換えコード)を使って8言語19講座の中から好きな講座を選び、音声を端末に直接ダウンロードできるようになります。音声データにDRMはかかっていないので、購入者は自分が持つ複数デバイスに何度でもダウンロードできるほか、音声を聞くまでの手間が大幅に軽減されます。
ダウンロードするMP3ファイルは「bookendソーシャルDRM」のサービスを使ってファイル毎にダウンロード者の情報が見えない透かしで埋め込まれます。独自の技術を使って透かしの埋め込みを高速に行うことにより、ダウンロード時に購入者をお待たせすることもありません。また誰が、いつ、どういうデータを埋め込んでダウンロードしたかというログ情報も提供しており、効果的なマーケティングに活用できます。
NHK出版 音声ダウンロードチケット
NHK出版 常務取締役営業局長 小林毅様のコメント
音声のダウンロードサービスをスタートするにあたり、購入者の利便性と、不正利用の抑止を両立させる配信方法を検討しました。今回はDRMに実績があり、個々のダウンロード者の情報埋め込みがダイナミックに行えるアイドックの「bookendソーシャルDRM」を採用することで、迅速かつ安全に「音声ダウンロードチケット」サービスを提供することが可能になりました。
bookendソーシャルDRMとは
bookendソーシャルDRMには以下のような特徴があります。
・閲覧者の情報をダイナミックに透かしとして埋め込み可能
・可視、不可視でのデータ埋め込み可能
・ダウンロードでもブラウザ閲覧でも利用可能
・ダウンロード版はPDF、MP3に埋め込み可能
・ブラウザ閲覧版はPDF、Officeファイルに埋め込み可能
以下のようなサービスを構築されたい方に最適なSaaSサービスとなります。
・PDFやMp3を配布するが不正利用は抑止したい
・会員に配る資料を他の人にばらまかれたくない
・購入者の利便性を考えDRMをかけずに有料コンテンツを販売したい
・コンテンツが拡散した場合でも流出元を特定したい
ダウンロード版ソーシャルDRMサービス概要
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