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写真集のデジタル化による新しい販売手法とマネタイズ手法とは

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マンガや小説、ビジネス書など、多くの書籍カテゴリで電子書籍が当たり前になってきておりますが、最近増えてきているのが写真集になります。

写真集の中でも多いのは、女性タレントや女性モデルなどの、男性向けのいわゆるグラビア誌になります。

特に大手出版社を中心にデジタル版に移行している事例が目立ってきております。

電子化をすることでコスト削減だけでなく、デジタルならではの新たなマネタイズ手法や販売展開も可能となります。

本記事では昨今増えてきている写真集のデジタル化の流れのなかでの新しい販売手法やマネタイズ手法についてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただき、新たなビジネス展開のヒントにしていただければと思います。

写真集を電子化して販売する2つの方法

まず紙の写真集を電子化した際には、外部のプラットフォームで販売するか、自社でプラットフォームを構築して販売するかを選ぶことになります。

それぞれメリット・デメリットがあります。

    1. amazonや楽天booksなどの他社の電子書籍配信プラットフォームを利用する
    2. 強固なセキュリティのもとでbookendと連携させた自社サイトで販売する

それぞれ詳しく解説します。

1.amazonや楽天booksなどの他社の電子書籍配信プラットフォームを利用する

①メリット

・知名度がある
・すぐに始められる
・販売数量が期待できる
・プラットフォームが集客をしてくれる

②デメリット

・マージンが高い
・顧客データが手に入らない
・購読者に対してフォローアップができない
・プラットフォームの都合に左右される

既に存在している知名度の高いプラットフォームを利用すればある程度の売り上げを計算ができますので、社内を説得しやすいですし取り組みやすいと言えます。

また、集客はプラットフォーム側が実施してくれるため、手間なく新規顧客の獲得が可能となります。
ただし、その分、販売手数料が高いため利益が少なくなってしまうだけでなく、顧客情報はすべてプラットフォームのものとなってしまうため、せっかく接点をもった顧客に対しても有効なCRM施策が実施ができません。

またプラットフォーム側のルール変更が発生したらそれに従わないといけないため、もし仮に出展者にとって不利なルール変更になってしまった場合には、甘んじてそれを受け入れるか、それが受け入れらない場合は今まで築き上げた顧客を捨ててプラットフォームからの撤退も受け入れざるをえなくなります。
上記のデメリットを防ぐためには、自社でサイトを構築する必要があります。

※下記ご参考ください
 電子書籍を出版するには?販売する方法まで解説

2.強固なセキュリティのもとでbookendと連携させた自社サイトで販売する

①メリット

・マージンがかからない
・顧客データが手に入る
・購読者に直接アプローチができる

②デメリット

・知名度がない
・自社で集客する必要がある
・販売サイトを構築する必要がある

自社でサイトを構築するにはスキルがないと難しいですが、外部の構築サービスを活用すれば簡単に構築が可能となります。
代表的なサービスとしては、shopfiyやEC-CUBE、Wix等が挙げられます。
これらを活用して自社サイトを構築することで前述したデメリットを防ぐことができます。

また、販売サイトの構築とその後の集客についても自社で実施しないといけないため、サイト構築事業者が集客のノウハウも持っている場合は、集客についても併せて相談することをおススメします。

写真集を電子化して販売する際の重要なポイント

ここからが重要ですがせっかくサイト構築しても読むためのツールが、サイトとスムーズに連携ができなかったり、簡単に不正コピーができてしまったり、読者の閲覧ニーズに応えられなかったりしたら意味がありません。
それを防ぐために、電子出版サービスを選ぶ重要なポイントとして3つ挙げられます。

    A.外部サービスとの連携ができるかどうか

    B.不正コピーが容易にされる恐れがないか

    C.どのような閲覧サービスを提供できるのか

A.外部サービスとの連携ができるかどうか

 外部サービスと連携するためにAPIが実装していることが必須となります。
 bookendは様々なAPIを用意しているため、外部サービスとの連携が可能になっております。
 shopifyを始めとしたサイト構築サービスとの連携実績も豊富なため、サイト構築後の電子書籍販売は短期間で可能となります。

B.不正コピーが容易にされる恐れがないか

 写真集の場合は、本の著作権の話以外に、タレント事務所の肖像権との問題も出てくるため、他の出版物と比べても、
 不正コピーについてはかなりシビアにならざるを得ません。
 ですので、電子出版サービスを検討するなかで、最も優先度の高いポイントとしては、強固なDRMを持っているかどうかになります。
 bookendは、コピー利用防止・画面キャプチャ防止・印刷制御を各種OS/マルチデバイスで対応しているため、
 セキュアに配信が可能となっております。

※下記もご参考ください
 >電子書籍を配信したい時に選ぶべき条件とは

C.どのような閲覧サービスを提供できるのか

 電子出版サービスは、通常の単品販売だけでなく、定期購読や記事の部分売り、いわゆるマイクロコンテンツ販売、読み放題サービス等、
 読者への多様化する閲覧ニーズに応えるため、様々な閲覧方法を提供する機会が求められてきております。
 bookendでは定期購読やマイクロコンテンツ販売、読み放題等の多様な閲覧サービスをご提供しております。

※下記もご参考ください
 >電子出版サービス「bookend」が選ばれる理由を解説

写真集をデジタル化する理由

さて、ここまで写真集を電子化して販売するための方法について解説してきましたが、そもそも電子化する理由はどこにあるのでしょうか?

写真集を電子化して販売するべき理由は3つあります。

①コスト削減につながる
 まずメリットとして挙げられるのが、繰り返しにはなりますがコスト削減です。
 紙から電子化にすることで印刷や輸送にかかるコストが大きく削減できます。

②デジタルならではの販売展開が可能となる
 単品売りしかできなかった従来の写真集の販売を、例えば複数のページを小分けにして販売するマイクロコンテンツとして販売したり、
 写真集を購入した人限定でオンラインサイン会を企画することで、今まで会場や地理的制約で参加できなかったファンも交流ができるように
 したり等、新しい販売方法や売り上げアップの機会が生まれます。

③マーケティングデータが得られる
 ウェブの行動である以上、ブラウザやアプリ等で閲覧している限り、アクセスログは取ることは可能です。
 ですので、読者がどこまでページを読んだのか、どのページの滞在時間が長いのか等、分析につながる情報を把握することは可能となります。

写真集を新しいマネタイズ手法でビジネス展開している事例

■扶桑社「MySPA!」

MySPA! bookend view閲覧ページ

グラビア雑誌の新しいマネタイズ手法の確立と読者満足度アップ実現のため、ブラウザでの閲覧ができる読み放題サービスをご導入頂きました。

bookendの簡易画面キャプチャブロック、印刷&ダウンロード制御等のDRM機能で大切なグラビア写真のデータのセキュリティを確保し、しおり機能や閲覧モード切り替え機能で読者の閲覧の利便性を高め閲覧満足度をアップさせました。他の雑誌読み放題サービスでは公開することができなかったシークレット特集の配信が可能になったほか、「丸ごと読み放題」「グラビアコンテンツ大増量」「紙の雑誌1年分プラス」などバリエーション豊富なプランを用意して売上アップを図っています。

 

■ダブル「PLANETS」

従来の「紙の写真集販売&リアルサイン会」に代わるサービスとして、デジタルデータや動画配信等を組み合わせた新しいビジネスモデル構築のため標準bookendアプリへの配信をご導入頂きました。

DRM強度の高い「bookend」アプリを使って閲覧することで、大切なグラビア写真データの不正コピーや画面キャプチャを防止したり、印刷&ダウンロードを制御したりすることが可能です。「PLANETS」はデジタル写真集を販売するとともに、Youtube等を使ったオンラインサイン会を開催して、アイドルが個別にサインした画像データやチェキ等の特典を付けたり、オンラインサイン会で購入者のニックネームを呼ぶサービスや、ニックネームを呼ぶスペシャル音声を配信するサービスを提供しています。

これまでの「紙の写真集販売&リアルサイン会」に代わるサービスとして、デジタルデータや動画配信等を組み合わせた新しいビジネスモデルとなっています。

まとめ

今回は「写真集のデジタル化による新しい販売手法とマネタイズ手法とは」について解説していきました。

写真集は様々な出版物のなかでもコピーがされやすいコンテンツのひとつです。
強固なDRMでセキュリティをしっかりかけるためにもbookendがおすすめです。

写真集の電子書籍化をご検討の際はぜひ一度ご相談ください。