新型コロナウイルス感染拡大により自粛生活が続き、自宅で読書を楽しむ方が増加しており、手軽に購入ができる電子書籍のニーズが高まっています。
紙の書籍だけではなく、電子書籍も販売したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
Shopify(ショピファイ)では販売する書籍の著作権を持っていれば、電子書籍の販売ができます。
日本だけではなく海外でも販売できるため、世界中のお客様に書籍を購入していただけます。
また、各SNSと連携しているため、より多くの見込み客へリーチして、自社の売上アップに繋げることができます。
本記事では、Shopifyで電子書籍を販売する方法をご紹介します。
併せて電子書籍配信サービスを構築できる「bookend(ブックエンド)」も紹介してますので、ぜひ最後までご覧ください。
Shopifyで電子書籍を販売する方法【ポイント3つ】
Shopifyを活用して電子書籍の販売を始める時に、何から始めたらよいのか悩まれるかと思います。
【販売するポイントは以下の3つ】
- Shopify決済と連携した電子書籍配信サービスが必要
- 注文からダウンロードまでの設計を構築
- マイアカウントページの作成
それぞれ詳しく解説します。
Shopify決済と連携した電子書籍配信サービスが必要
Shopifyで電子書籍の販売を行うためには「Shopifyで決済完了時に電子書籍をセキュアに配信できるサービス」を導入する必要があります。
決済完了時にPDFファイルをダウンロードできるようなサービスもありますが、ダウンロードされたPDFのセキュリティを担保できないため、大切な電子書籍がコピーされたり、拡散されたりしてしまうリスクがあります。
弊社サービス「bookend」は、日本語対応の電子書籍配信サービスで、Shopifyベースで電子書籍を販売したあとの配信システム構築ができます。
また、Shopifyの課金システムと連携させることができ、尚且つ、他社サービスには無い「専用アプリへの配信」や「セキュアなブラウザ閲覧」が可能になっているため、多くの法人様に評価をいただいております。
注文からダウンロードまでの設計を構築
Shopifyで電子書籍を販売するためには、注文からダウンロードまでの設計を事前に構築する必要があります。
というのも、Shopify初期設定段階では、登録したデジタルコンテンツに対して『配送有効化』になっています。
この状態のまま販売してしまうと、ダウンロードできない電子書籍を販売することになります。
このことから、初期段階で該当商品ページの配送セクションから『配送が必要な商品です』のチェックを外しておくようにしましょう。
購入からダウンロードまでの設計ができていないと、購入ユーザーからのクレームに繋がることもあります。
電子書籍であっても、注文までの設計を怠ることをしてはいけません。
マイアカウントページの作成
Shopifyで、電子書籍を購入してくれたお客様が購入した商品を閲覧するためには、Shopifyの「マイアカウント」ページから購入した電子書籍を閲覧できるようにする必要があります。
弊社サービス「bookend」を使うと、「マイアカウント」ページに「電子書籍アプリ起動」ボタン、「ブラウザビューで閲覧」ボタンを設置でき、購入者のみが簡単かつセキュアに電子書籍にアクセスすることが可能になります。
Shopifyで電子書籍を販売する時の注意点
Shopifyで電子書籍を販売する時には以下4つの注意が必要です。
- セキュリティ対策は万全か?
- Shopify内で決済ができるのか?
- 電子書籍販売までスピーディにできるか?
- 導入ソリューションの使いやすさはどうか?
それぞれ解説します。
セキュリティ対策は万全か?
電子書籍は手軽に販売できる反面、セキュリティ対策を怠っているケースがあります。
また、Shopifyで電子書籍を販売する際は、Shopify専用のアプリを使用することになりますが、多くのアプリは海外製で、セキュリティ面など不安要素だらけです。
セキュリティ対策が甘いと、他のアカウントからも閲覧できてしまったり、購入されたコンテンツが想定外に拡散されるなどのリスクがあります。
・個人情報の漏洩
・他のユーザーからの閲覧
・データ複製
・キャプチャ
・印刷
ユーザーに安心して電子書籍を購入していただき、且つ、自社の売り上げを伸ばすためには、セキュリティ対策を万全にして販売することが重要になります。
弊社サービス「bookend」は、Shopifyベースで電子書籍販売の構築ができ、尚且つ、他社に比べてセキュリティレベルが高いことで評価を頂いております。
Shopifyベースで電子書籍を販売したい事業者様は、ぜひ「bookend」をご検討ください。
Shopify内で決済ができるのか?
Shopify内でスムーズに決済ができるのか?事前に確認する必要があります。
なぜなら、取り扱っている商品がどれだけ魅力でも、使い慣れている決済手段が使えなければ購入されない可能性があるからです。
Shopifyでは様々な決済サービスを導入することができます。
・shopifyPayment
・PayPay
・Apple Pay
・Google Pay
・Amazon Pay
・Google Pay
・PayPal
・Meta Pay
・KOMOJU
・クレジットカード
・キャリア決済
・オンライン決済
・後払い決済
・銀行振込決済
決済サービスを導入することで、購入してもらいやすい環境が整いますので、自社の売り上げアップに繋がってまいります。
電子書籍販売までスピーディーにできるか?
Shopifyは海外のプラットフォームなので、英語表記のアプリが多いです。
Shopifyで電子書籍を販売する場合、まずはアプリに掲載されている英語表記を理解しないといけません。
また、サイトを構築していくための知識も必要ですので、初めて取り組む方の場合、時間がかかってしまいます。
電子書籍の販売をスピーディーに行うには次の2通りの方法があります。
①bookend連携ソリューションを使用する
②Shopifyサイト構築代行を依頼する
この2つを行えば、スピーディーにShopifyを構築できます。
とはいえ、Shopify構築代行は、制作会社に依存してしまう形になってしまうため、構築までの期間が長くなるリスクがあります。
その点、bookend連携ソリューションでは、電子書籍を閲覧するためのシステムがすでに用意されていますので、電子書籍販売のスピードには高い評価を頂いております。
電子書籍販売の自社ECサイトをスピーディーに構築したい法人様は、ぜひbookend連携ソリューションをご検討ください。
導入ソリューションの使いやすさはどうか?
Shopifyのアプリはインストールするだけで必要な機能を追加することができます。
使いたい機能を自由にカスタマイズして活用できるため、レビュー機能、在庫管理、ポップアップ機能、カートリマインドなど、自社で使いやすい仕様にすることができます。
しかし、Shopify専用のアプリは海外製が多く、英語表記で複雑に掲載されていることがほとんどです。
そのため、使いやすいアプリを見つけるのに、相当な時間を要してしまうケースが多々あります。
その点、bookend連携ソリューションは日本語対応されていますので、導入後、迷わずに使うことが可能です。
また、bookend連携ソリューションは購入されたユーザーの利便性を考え「専用アプリを使ったオフライン閲覧」と「ブラウザでの閲覧」を両立させているところも強みとなっています。
Shopifyベースの電子書籍の構築なら「bookend」がおすすめ
Shopifyベースの電子書籍の構築なら「bookend」がおすすめです。
bookendはコンテンツを保護しながら配信ができる電子書籍のためのプラットフォームサービスです。
bookendアプリの特徴は次の5つです。
- Shopifyの決済ソリューションと配信連携
- ユーザビリティの高い閲覧方法
- 対応しているコンテンツ形式
- DRM機能で著作権の担保
- アナリティクス機能で閲覧ログ取得
それぞれ詳しく解説します。
Shopifyの決済ソリューションと配信連携
bookend連携ソリューションを利用すれば、Shopify Paymentで電子書籍の決済完了後、bookendアプリのクラウドサーバ上の本棚「Web書庫」に購入コンテンツを自動で配信したり、Shopifyの「マイアカウントページ」に購入書籍をブラウザ閲覧するためのボタンを設置することができます。
「Shopify」ベースでユーザービリティの高いECサイトを構築できるうえに、購入した電子書籍のセキュアでユーザーフレンドリーな配信が可能になりました。
ユーザビリティの高い閲覧方法
電子書籍の購入ユーザーが、コンテンツをアプリで閲覧するまでの流れは以下となります。
STEP①:コンテンツの販売(課金・配信)
STEP②:bookendアプリをインストール
STEP③:Shopifyに登録したメールアドレスとPINコードでユーザー認証
閲覧者はbookendアプリのWeb書庫からコンテンツをダウンロードしてアプリでオンライン閲覧できます。
電子書籍の購入ユーザーが、コンテンツをブラウザ閲覧するまでの流れは以下となります。
STEP①:コンテンツの販売(課金・配信)
STEP②:Shopifyの「マイアカウント」ページに移動
STEP③:「ブラウザで閲覧」ボタンを押下
閲覧できる端末は以下です。
・Mac
・Windows
・ios
対応しているコンテンツ形式
・EPUB(リフロー、フィックスド)
DRM機能で著作権担保
DRM(※)とはデジタルコンテンツの著作権を保護する技術や機能の管理の総称を指します。
※Digital Rights Managementの略
bookendアプリは bookend サービスで提供されるコンテンツを閲覧するための「閲覧&書庫アプリケーション」です。
PDF、EPUBなどのコンテンツを保護しながらマルチプラットフォームに配信できます。
DRMを使用することで次の対策を講じることができます。
- コピー防止
- 画像キャプチャ防止
- 閲覧ユーザー制限
- データ複製防止
- 閲覧期間設定
- 印刷制御
こうした対策を講じることで、情報漏洩の防止と不正利用の制御ができます。
アナリティクス機能で閲覧ログ取得
bookendアプリを使用することで、詳細な閲覧ログの取得が可能になります。
「コンテンツのダウンロード回数」や「コンテンツ開封日時」などのログが取得できるほか、配信したコンテンツID毎に以下の情報を取得できるようになります。
・閲覧者のユーザーID
・閲覧日時
・閲覧プラットフォーム
・閲覧アプリのバージョン
・設定期間内の閲覧ユニークユーザー数
閲覧ログは、閲覧している端末がオンラインの時はもちろん、オフラインの場合でも一旦アプリに蓄積され端末がオンラインになった時にサーバに送られるので、ログの取得漏れがありません。
これにより、会員サービスなどでは配信したコンテンツの閲覧状況を詳細に把握できるほか、近年増加しているサブスクリプション(定額制)サービスでは印税分配の指標として使うこともできます。
まとめ
今回はShopifyで電子書籍を販売する方法をご紹介させていただきました。
電子書籍を構築できる「 bookend」はコンテンツを保護しながらセキュアにコンテンツ配信ができるサービスですので、これまで抱えていた電子書籍出版の課題が解決できます。
これから電子書籍の販売を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。