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電子書籍の「読み放題」サービスを構築する方法

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IT化が進む近年、読書をする方法も変化しており、いつでも手軽に読める「電子書籍」の需要が高まってきました。

参考書・雑誌・漫画・写真集など、幅広いジャンルの書物が電子書籍で読むことができるため、出版する側にとっては電子書籍の「読み放題」サービスの導入を検討されている方は多いのではないでしょうか。

本記事では電子書籍の読み放題サービスを構築する方法をご紹介します。

電子書籍の「読み放題」サービスを構築する3つの方法

電子書籍の「読み放題」サービスを構築する3つの方法

電子書籍の読み放題サービスを構築するためには、どのようにすればよいのか悩まれるかと思います。

【主な構築方法は次の3つ】

  1. 個人の方はSNS型プラットフォームで構築
  2. 法人なら「bookend」で構築
  3. 論文など重要資料の読み放題なら「bookend」一択

それぞれ詳しく解説します。

個人の方はSNS型プラットフォームで構築

これまで自分で作成したブログの記事や漫画、レシピ集などを電子書籍として考えている方は、noteなどのSNS型プラットフォームを活用して構築する方法が手軽です。

販売したいテキストデータを、電子書籍データの形式に変換するだけで非常に簡単に誰でも作ることが可能です。

1からサイトを作る必要がないため、誰でも簡単に読み放題サービスを構築できます。

ただし、記事の不正コピーなどのセキュリティ対策がしっかり行われているわけではないため、注意が必要です。

法人なら「bookend」で構築

法人の読み放題サービスの構築は、コンテンツを保護しながら配信できる「bookend」がおすすめです。

「bookend」はデータ流出の防止や印刷物が拡散されないようにセキュリティ対策を万全に整えています。

読み放題サービスで、社内向けのコンテンツ配信や特定分野の書籍、雑誌を購入者以外に漏れることなく配信したい法人企業が利用しています。

bookendの読み放題サービスの概要はこちら

論文など重要資料の読み放題なら「bookend」一択

論文や重要資料の電子書籍化を考えている方は不正利用について心配されるのではないでしょうか。

著作権法改正により、2019年から電子化の利用範囲が大幅に拡大し、教育現場での電子書籍化が進み需要が増大しています。

しかし、電子化することで不正コピーや画像の拡散に不安を抱える方は多いのではないでしょうか。

「bookend」ではセキュリティ対策を整えており、デジタル著作権の管理を徹底しています。

  1. テキストコピー防止
  2. 画像キャプチャ防止
  3. 閲覧ユーザー制限
  4. データ複製防止
  5. 閲覧期間設定
  6. 印刷制御

論文や重要資料を電子書籍で提供するためには、情報漏洩の防止と不正利用の制御などのセキュリティ対策を万全にすることが重要です。

bookendの読み放題サービスの概要はこちら

電子書籍で読み放題サービスを構築する際の確認事項

電子書籍で読み放題サービスを構築する際の確認事項

読み放題サービスを構築する際の確認事項は次の7つです。

  1. 会員限定でコンテンツを表示できるか?
  2. 閲覧は特定アプリ不要か?
  3. 配信グループ毎にコンテンツを登録可能か?
  4. 閲覧できるコンテンツを制御できるか?
  5. ユーザーを複数の配信グループに設定できるか?
  6. セッション数の上限設定が可能か?
  7. 全文横断検索やタイトル検索も可能か?

それぞれ解説します。

会員限定でコンテンツを表示できるか?

読み放題サービスは会員限定にしてコンテンツ表示させることが重要になります。

会員以外のユーザーが閲覧できないことで、会員の価値が高まり、会員を増やすことにも繋がるからです。

会員確認するためのログイン機能があれば、会員以外の方の閲覧を防ぐことができます。

閲覧は特定アプリ不要か?

読み放題サービスを構築する中で、閲覧するために専用アプリのインストールが必須なのかも確認が必要です。

閲覧するにあたって専用アプリのインストールが必要になると、ユーザーの環境(オフィスや学校内のPCなど)によってはアプリのインストールが許可されておらず閲覧できないことも考えられます。

特定アプリを使わず閲覧できるサービスであれば、トラブルのもとを未然に防ぐことができます。

配信グループ毎にコンテンツを登録可能か?

読み放題で配信する書籍はタイトル数が多くなるため、ジャンルやシリーズなどで配信グループを分けられると、ユーザーの利便性がアップします。

グループ分けされていることで利用者が目的の書籍にアプローチしやすくなり、顧客満足度に繋がるからです。

利用者にとって使いやすいサービスを提供するために、配信グループ毎にコンテンツを登録可能か確認しましょう。

閲覧できるコンテンツを制御できるか?

電子書籍の読み放題を構築するにあたって、コンテンツの各種閲覧制御もしていかなければなりません。

画面キャプチャ(スクリーンショット)や印刷機能によって、会員以外に配られてしまったり、想定外にコンテンツが拡散してしまう危険性があるからです。

PrintScreen制御や透かし機能、印刷制御機能などで対策を講じておきましょう。

ユーザーを複数の配信グループに設定できるか?

すべての読み放題サービスユーザーに同じコンテンツを配信するのではなく、会員種別や契約形態よって閲覧できる配信グループを分ける設定が必要です。

配信グループ毎にユーザーの登録ができれば、ユーザーに対して必要な情報のみ提供できます。

ユーザーを複数の配信グループに設定することで、配信者と利用者双方にとって使いやすいサービスとなります。

セッション数の上限設定が可能か?

せっかく会員毎にIDとパスワードを設定して閲覧制御しても、同じIDとパスワードを社内や学校内で使い回されてしまう危険性もあります。

ID毎にセッション数の上限設定ができれば、そのようなリスクも回避できます。

全文横断検索やタイトル検索も可能か?

電子書籍のメリットの一つとして、調べたいことを簡単に検索できる点があげられます。

特に論文や資料を読まれる方は特定の情報について調べたいケースがあります。

全文横断検索やタイトル検索機能が実装されていれば、利用者が調べたい情報に素速くアプローチできます。

電子書籍の「読み放題」の構築事例を紹介

bookendで電子書籍の読み放題サービスを構築した事例を4つご紹介します。

  1. こども向け電子図書館サービス:株式会社Gakken
  2. 会員限定論文集読み放題:一般社団法人日本心理臨床学会
  3. 理工学専門図書定額制読み放題:株式会社電気書院
  4. 骨董・古美術誌デジタル読み放題:株式会社目の眼

それぞれ解説します。

こども向け電子図書館サービス:株式会社Gakken

Gakkenが提供する小中学校向けサービス「学研スクールライブラリー」に「bookend」を導入して、1,300タイトル以上の電子書籍が読み放題で利用できるようにしました。

株式会社学研プラスのbookend活用事例

現在、小中学校ではPCやタブレットが一人一台の環境整備が進んでおり、子供向けの電子書籍のニーズも高まってきています。

下記機能を構築することで、小さなお子様でも簡単な操作で書籍を読むことができます。

・署名、著者名、キーワード検索で本を探せる
・表示方法と順番を並び変えられる
・お気に入りに追加した本や、最近読んだ本を確認できる
・カテゴリーやジャンルから探せる

同時に複数のユーザーが同じ書籍を読めるようになりますので、授業の朗読やご家庭の宿題、読書にも利用できます。

株式会社Gakken:電子書籍読み放題サービスの導入事例の詳細

会員限定論文集読み放題:一般社団法人日本心理臨床学会

会員に配布する「電子書籍版の論文集」を会員限定で閲覧できるようにしたいという課題があり、「bookend読み放題サービス」を導入いただきました。

貴重な論文集なので、URL共有で会員以外が閲覧できたり、画面キャプチャできたりしないように「著作権管理の課題」をクリアしたいとのことで「bookend」を選んでいただきました。

先方のご要望内容は以下です。

・学会員個人のID&PWで認証できるようにしたい
・バックナンバーも含めて閲覧できるようにしたい
・著作権管理の課題をクリアしたい
・3万名以上の会員情報を定期的に更新できるようにしたい

導入後は、過去8年間の論文集を含めた電子書籍読み放題サービスとして提供することができました。

一般社団法人日本心理臨床学会のbookend活用事例

また、全文横断検索やタイトル検索、ブラウザビューア上でテキストメモ&ブックマークの追加も可能となり、ユーザビリティの面での課題をクリアしました。

セキュリティ面では、簡易画面キャプチャブロックをはじめ、印刷可否設定、1人の会員の接続可能セッション数の制御などを実現することができました。

一般社団法人日本心理臨床学会:会員限定論文集読み放題サービスの導入事例の詳細

理工学専門図書定額制読み放題:株式会社電気書院

次にご紹介するのは、「決済機能付きbookend読み放題サービス」をご利用いただいている事例となります。

オンラインで受験できるCBT方式の資格試験が多くなり、過去問題学習の必要性が高まる一方、様々な参考書や問題集を必要な時に必要なだけ学習でき、決済から閲覧までをまとめて提供したいと考え「決済機能付きbookend読み放題サービス」をご導入いただきました。

先方からの要望としては以下の内容がございました。

・決済から閲覧までを1つのサービスで完結させたい
・契約したプランに紐づいた書籍を電子版で読める読み放題サービスを始めたい
・著作権管理の問題をクリアしたい
・閲覧履歴に応じた著作権料算定の課題をクリアしたい
・学習、読書をするユーザーに電子版ならではの利便性を提供したい

クレジットカードによる決済機能付きの読み放題サービスをご導入いただいたことで、販売・決済・閲覧させるサービスを一気通貫で実現することができました。

また、DRM機能による著作権保護やアナリティクス機能を活用し閲覧履歴に応じた著作権料の算定の実現、知りたい公式や単語を書籍を横断して検索する横断検索、テキストメモ、押さえておきたいページをブックマークする等の電子版ならではの利用方法の提供等が可能となりました。

株式会社電気書院:理工学専門図書定額制読み放題サービスの導入事例の詳細

骨董・古美術誌デジタル読み放題:株式会社目の眼

最後にご紹介するのは、Shopifyと連携して「bookend読み放題サービス」をご利用頂いている事例となります。

創刊から約50年分の雑誌を全て閲覧できるようにして、それをサブスク課金で販売する仕組みを構築したいということで、ShopifyをベースにECサイトの構築を行い、Shopifyで決済したユーザーのみ閲覧ができるように連携した「bookend読み放題サービス」をご導入いただきました。

「bookend読み放題サービス」を導入することで、読者は雑誌の記事検索やメモ機能等を活用することができ、かつ出版社側はDRMでセキュリティが担保されたかたちで、これまでのアーカイブを提供する環境が整うと同時に、物流(郵送・発送)や印刷経費の削減、月額課金による売上の安定化が期待されます。

また、海外の読者も多い雑誌なので、外国語の言語設定にも対応をしている「bookend読み放題サービス」を利用して、今後は海外の読者への提供も視野にいれています。

株式会社目の眼:骨董・古美術誌デジタル読み放題の導入事例の詳細

電子書籍の「読み放題」サービスを構築するなら「bookend」

電子書籍の「読み放題」サービスを構築するなら「bookend」

電子書籍の「読み放題」サービスの構築を検討している法人様は、特定会員向けに電子書籍読み放題サービスを手軽に構築できる「bookend読み放題サービス」がおすすめです。

管理コンソールからお手持ちのPDFやEPUBを登録し、画面をカスタマイズすることで簡単に特定の会員向け「読み放題サービス」を作成することができます。

認証方法は管理画面からID、PWをCSVファイルで登録できるほか、特定のIPアドレスを登録することも可能です。

論文や重要資料を電子書籍で提供するために必要な機能とユーザーが閲覧しやすい機能を備えていることから、多くの法人様に評価をいただいております。

■ bookendの電子書籍読み放題サービスでできること

  1. テキストコピー防止
  2. 画像キャプチャ防止
  3. 閲覧ユーザー制御
  4. 閲覧期間設定
  5. 印刷制御
  6. ユーザー毎の配信グループ設定
  7. セッション数の上限設定
  8. 全文横断検索やタイトル検索

「bookend」は読み放題サービスの導入に必要な機能と、配信者側の課題を解決した電子書籍サービスを構築します。

まとめ

今回は電子書籍の読み放題サービスを構築する方法をご紹介させていただきました。

セキュリティ対策が万全な「bookend読み放題サービス」を使うことで、安心してサービスを提供することができます。

これから、読み放題サービスの構築を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。